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エディンバラ城を背にキルトをまとったバッグパイプの奏者を見かけた時、エディンバラにいる喜びを実感できる瞬間です。
エディンバラはスコットランドの首都。スコットランドはグレートブリテンおよび北アイルランド連合王国（英国）のひとつです。
スコットランドは1707年の合同法によってグレートブリテン王国が作られるまでは独立した王国でした。そのため現在でもイングランドとは異なった制度や文化が多く存在しています。

エディンバラの街の中心にある丘の上にはエディンバラ城がそびえ立っています。そのエディンバラ城の周りに広がっているのが歴史的建造物の集まるオールドタウンです。またオールドタウンの北側には18世紀以降に作られたニュータウンがあります。この2つの街からなるエディンバラは街全体がユネスコの世界遺産にも登録されています。
人口は約40万人程度で街全体がコンパクトにまとまっています。夏には世界的に有名なエディンバラフェスティバルが開催され8月は街の人口が倍以上になるとも言われています。

エディンバラ城から現在でも女王がスコットランド滞在中に利用するホーリールードハウスに至るロイヤルマイルには多くの観光名所が集まっています。その途中には、経済学の父、アダムスミスの墓もあります。エディンバラ大学の建物はオールドタウンの一角です。
一方、ニュータウンは都市計画に沿って建てられたジョージアン様式の街並みで、デパートやブランドショップなどをはじめ、パブやレストランも多くあります。趣の異なる2つの街を同時に楽しめるのもエディンバラならではの魅力です。
街の中心地から少し足を伸ばすと、王立植物園や街を一望できる標高251mのArthur’s Seat、さらにはフォース湾に面した海岸にも簡単にいくことができます。
エディンバラの街だけでもゴルフコースが6つもあり、まさにゴルフの発祥の地、スコットランドにふさわしい風景が広がっています。

またエディンバラは、ロンドンに次ぐ金融の街でもあり、RBSやスタンダード･ライフなどの本社があり、金融サービスが中心的な産業となっています。